こんちは!今日はいつもと毛色が違いますが一応は皮革なので書き記しておきます。
今回はヤフオクでウッドコンビのステアリングを落札したのでこちらを補修していきます。
ウッドコンビの4本スポークのステアリングが大好きなんですよ。前車と前々車も社外のウッドコンビステアリングに変えておりました。
僕の乗ってるUCF11型のセルシオは純正やオプションでウッドコンビのステアリングが存在しないそうなのでこれは恐らくショップかアフターメーカーの純正加工品だと思います。
で…現在装着されているステアリングはというと…
分かりますかね??ご覧の通りボロボロです。表皮は痩せて亀裂が入っております。
冬の間に取り外して直そう直そうと思っている間にセルシオは雪に埋もれてしまいました笑
さて補修を開始していく前にステアリングの現状をチェックします。
1番大きな擦れですね。僅かながら段差が出来ているので革用のパテで埋めてから均して染色してもいいのですがキレイになり過ぎてしまってソコだけ目立ってしまうし全体を馴染ませてもステアリング自体が車内で浮いてしまいそうなんでココは染めて馴染ませて処理しようと思います
お次はココ
ココは恐らく片手でステアリングを回すときに支点にしていたのかな?表皮の塗膜が剥がれているだけで軽症なので染色だけで大丈夫そうです。
ではやっていきましょ〜
僕は色ハゲ補整をするときはコレをメインに使います。
サフィールのレノベイティングクリームです。補修専用のクリームで絵の具のように混ぜて調色しながら使います。コレをベースに色を作っていきます。
このクリームは47色展開をしているのでたくさんの色が手元にあったほうが良いんでしょうけど貧乏なので手元にはブラックとコニャックの2色しかないです笑
さらにユニバーサルレザーローションでレノベイティングクリームを伸ばします
別メーカーの染料系のシュークリームですが赤みを足したいので微量を加えます
少し?濃いですが乾くと少し色味が薄くなるし何回も塗ることで馴染んでいくので大丈夫な「ハズ」です!!!
分量はだいたいコニャック80、ブラック15、赤5くらいですかね?完全な目分量です。レザーローションは色とだいたい同量です。
失敗を恐れず塗り込んでいきます
塗布用のペネトレイトブラシで塗り込んでいきます。このブラシがあるだけで全然作業性が違います、各色の分だけ使うのであればあるだけ良いです捗ります。
全然違う色を塗っているように見えますが大丈夫です。馴染みます。
塗布しては豚毛ブラシで擦って色を馴染ませます。コレを数回繰り返します。
仕上げにデリケートクリームを全体に塗布し馴染ませます。
デリケートクリームは油分、蝋分の含有量が少なく自然な輝きとサラサラの仕上がりが特徴です。また車内で失われやすい水分を豊富に含むので水分補給にうってつけです。
デリケートクリームの塗布後、再び豚毛ブラシで擦りクリームを馴染ませTシャツのハギレなどの綿布で撫でるような力加減で磨きます。
完成です!!
スタートから1時間ほどでここまで仕上がりました。
各部を見ていきましょう
なんということでしょう~、傷がなくなっているではありませんか(脳内にあのBGM流しておいてください)
革とウッドの境目近くもこの通り目立たなくなりました。
最後に全体を比較
だいぶキレイになったと思います!実際に車両に装着するのが楽しみです!!
えー…ちなみに現在(年3月8日)のセルシオの様子です。
あとどれくらいでドアを開けられるようになるかな?待ち遠しいです。
“セルシオ ステアリングホイール補修” への2件のフィードバック
とても参考になりました。
ありがとうございます\(^^)/
コメントありがとうございます!参考になれば嬉しいです!