REDWING BECKMAN 1911


こんにちは!今日からやっと趣味の品々を紹介していこうと思います。

記念すべき一発目はタイトルにもあるこちら!

レッドウィングのベックマン。しかも初期型の1911です。

ブラックチェリーのベックマンは品番が複数あり1番メジャー?で生産数も多いであろう9011、加水分解が起こりやすい9011のソールを対策品に変えてつい最近まで生産されていた9411があります。(プレーントゥより先に廃盤になったモックトゥも各色ありました)

そのベックマンシリーズの初期モデルである1911は2006年に発売され生産期間が1年ほどで廃盤になってしまい比較的レアなベックマンです。

9011、9411との大きな違いは革です。この2足の革はレッドウイング社の100%子会社の自社タンナーであるS.B.Foot社で鞣されたフェザーストーンレザーが使用されていますが1911は社外タンナーであるホーウィン社(Horween Leather Company)のクロムエクセルレザーが使用されています。

このクロムエクセルレザーはふんだんに油分が染み込んでて少しブラシをかけるだけでめちゃくちゃ光る特徴をもっています。

裏から指で押すだけで豊富な油分が移動していろが薄くなります

ごめんなさい見辛いですがこんな感じです。油分が指圧によって移動しています。

油分をふんだんに含み、艶が出やすく、柔らかく肉厚で品質、評判も良い人気の革ですが反面傷がつきやすく、ブーツを作る過程で大量の不良品が出たため使われなくなったそうです。(軽いキズなら手で撫でたりブラシで擦るだけで持ち前の油分のおかげで消えてしまうんですけどね)

有名所だとウルヴァリンの1000マイルブーツやホワイツブーツの多数のモデルにクロムエクセルレザーが使われています。

この子は普段は無色のクリーム(気分によってオイルやら色々変えます)でメンテしています。

1番頻度が多いのはクレム1925ですね。このブーツには自然でほどほどな艶感やテカりを求めているのでこれがベストチョイスな気がします。

他にモウブレイのアニリンカーフクリームもコスパ良く同じ感覚で使えますし

ワックス成分を含有しないマスタングペーストを使えばクロムエクセルレザーの元々のポテンシャルの輝きを楽しめます。

もっと履き込んで色が抜けてくるまでは無色のクリームを使い続けていきます。

これからがとても楽しみな1足です(^_^)

これからも定期的にエイジングの経過やメンテナンス記事を上げていきたいですね


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です