こんにちは!また期間が空いてしまいました…8月9月10月一切更新してませんでした。
実は8月に結婚しましてね…それで結構忙しかったりして…(言い訳)
さて今回紹介するのはタイトルにもある通りこちらです。
REGAL(リーガル)のコインローファーです。
美しが丘のブックオフに3300円で売っていて更に5割引の1650円で買ってきました。
旧ロゴなんですけど年代とかは全然わかりません
けっこう革も乾燥しちゃっててキズもありますが浅いキズですしソールもそこまで減ってないし何より型崩れを起こしていません。
ソールはリッジウェイソールみたいなリーガルオリジナルソールが装着されています。
今回この中古靴を購入したポイントなんですが1つめはやっぱり価格(笑)
税込み1650円は安すぎます。
2つめはグッドイヤーウェルト製法なこと。
せっかく買うならできるだけ永く使い続けたいですからね。なるべくセメント製法の靴は買わないようにしています。
3つめカーフレザーなことです。
中古で見つける安いローファーってガラスレザーが多い気がします。
ガラスレザーはどうしてもクラックが避けられず寿命が気になりますがカーフレザーなら気になりません。
そしてなによりサイズが合うこと!
レッドウィングのブーツならだいたい9.5D〜10D(27.5〜28)なんですけどこのくらいのサイズのブーツ以外の革靴って中古がなかなか見かけません。
このようなさまざまな条件が重なって購入に至ります。
決して衝動買いをしているわけではありません…!!
とりあえず履く前に軽〜くプレメンテしていきます。
まずは馬毛ブラシでホコリを落とします。
店頭で被っていたであろうホコリがけっこう落ちてきます。
次に汚れを落として行きます。少し洗浄力の強いツーフェイスローションを布切れに染み込ませて全体を撫でるように拭いていきます。擦るのはNGです。
カサカサなんで水分補給のためにデリケートクリームで水分を補給します。
革に水分はNGと思われがちですが健康な皮革を維持するのに大事な要素の1つです。
デリケートクリームをうすーく塗り伸ばし豚毛ブラシでクリームを革の繊維に押し込むようにブラシをかけます。
次に浸透しやすいマスタングペーストで油分を補給し柔軟性を回復させます。
テカテカです。テカテカということは革の奥に油分が浸透しておらず革の表面に油分が残っている状態なのでこの油分を革の押し込むように豚毛ブラシをかけます。
ブラシをかけて余分な油分を布で拭き取りました。かなりテカりもなくなりましたね。
キズを誤魔化して印象を落ち着かせるために黒いシュークリームを塗布していきます。画像では右側にだけ塗布しています。
クリームを塗布して豚毛ブラシをかけたあとはカラーワックスを塗り込んでいきます。
カラーワックスを塗り込んだあとは無色のワックスを乗せてネル生地と山羊毛ブラシを使って磨きます。イメージとしてはカラーワックスをベースとして使い革の凹凸を埋め、その上から無色のワックスでクリアコーティングをしてあげる感じです。
つま先とヒールカウンターに重点的にワックスを乗せそこから靴全体に淡く塗り拡げて自然な艶のグラデーションを出すように意識して磨いていきます。
磨き終わったんで履いてみました。さすがカジュアルシューズ。カジュアルなジーンズにピッタリです。
これを読んで頂いた皆さんも可哀想な中古革靴を保護してみませんか?
それではまた次回、いつになるかわかりませんが次回も目を通していただけると幸いです。