こんちは!今日は春に向けてメンテした靴と合わせて今回のメンテ内容も一緒に紹介していきます。こちらです。
Dr.Martens(ドクターマーチン、以下マーチン)のオックスフォードシューズです。公式のカラー名はガウチョブラウンとなっています。ブラウンじゃアカンのかい笑
品番は8053となっていてこのマーチンの最大の特徴がこちらです。
本国イングランド製です!!
最近のマーチンのブーツのほとんどが中国やベトナム、タイで生産されておりそれが通常モデル。
通常モデルよりも上質な革などの素材を使いノーザンプトン職人の手により製造されているのがこのヴィンテージモデルだそうです。
通常モデルのスムースレザーよりも薄くコーティングが塗られたことにより経年変化をより楽しめる「QUILON(クイロン)レザー」をアッパーに使用し、他にインソールやステッチなど細部に通常モデルとの差別化が図られているそうです。
ただ僕のこのマーチン…万代で中古で購入したので詳細が全然わからないのですよ。
MADE IN ENGLANDで品番らしき8053という数字と2000円ほどで買えたくらいしか情報がありません笑
ググるもよくわからず…しかしメンテには関係ないので進めていきます。
まずは馬毛ブラシでひと冬の埃を払い落としていきます。コバの周りの汚れが溜まりやすい所もキッチリブラシをかけましょう。
ステインリムーバーは大小サイズがありますが僕は大瓶タイプの中身を扱いやすい小瓶に移し替えて使ってます。
ステインリムーバー(汚れ落とし)を綿布が湿るくらいの少量を染み込ませ、撫でるように拭き上げていきます。このとき絶対に強く擦らないでください!革がダメージを負います!
今回はテカリがほしいのでコーティングを施されたように不自然にすぐテカるコロンブスのブリオを塗布していきます。
実はこの塗布用ブラシ…ダイソーのシェービングブラシの先端をカットして使ってます。現在は専用品が売られているのでありがたいです笑
全体に塗り込んだら豚毛ブラシで磨いていきます。
ホントにこのブリオは軽くクリアを塗装したようにテカります。
全体が輝いてきたら固形ワックスでさらに磨いていきます。どこでも買えるKIWIのワックスですが乾燥させて塗りやすくしてあります。
爪先とアッパー下部を中心にワックスを指で塗り広げます。このワックスは下地なので革表面の凹凸や毛穴を埋めるイメージです。
水分を含ませたブラシで磨いていきます。爪先は何回か塗り重ねて層を作り、サイド部は下から上にかけてテカりがグラデーションになるようにワックスを塗り拡げます。
ある程度磨けたら次はムートンミトンでさらに全体を撫でるように磨きます。
さらに無色のワックスで表面を磨いて滑らかにすることで輝きが増します。納得のいく仕上がりになるまで磨きます。
山羊毛のブラシで最後の仕上げ磨きです。
靴紐を通して完成です。今回は自分の顔の輪郭が分かるくらいの鏡面に仕上げました。
比較するとだいぶキレイになったのが分かります。
靴を磨くと散歩にいきたくなりますね。
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